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ポストクッキー時代にセカンドパーティーデータを活用する意義とは?!

こんにちは。CCI データプランナーの浅井です。クッキー規制が加速し、企業において持続的かつ効果的なマーケティング施策を継続するため、早急な対応が求められています。これまで本コラムでは様々なクッキーレス対策を紹介をしてきましたが、今回はセカンドパーティーデータの活用についてご紹介したいと思います。

 

■目次



◆セカンドパーティーデータとは?

 

セカンドパーティーデータとは、自社が保有するデータ(=ファーストパーティーデータ)ではなく、他社から入手するデータのことです。
主に広告配信や分析時に活用をすることが多く、位置情報データ・購買データ・TV視聴データ・アンケートパネルデータなどが挙げられます。

 

【DD】1pd_2pd_3pd

ファーストパーティーデータ

 

所有企業が直接収集したデータで、オンラインプラットフォームやウェブサイト上でのユーザーアクティビティに関する情報が該当する。

 

セカンドパーティーデータ

 

他の企業や組織が収集した情報を、パートナーシップや提携に基づいて授受したデータ。(パートナー企業にとっての”ファーストパーティーデータ”にあたります!)
一般的にはパートナーシップ関係にある企業間での共有、あるいはデータの購入・販売を通じて入手をすることが多く、双方の合意に基づいてデータの共有が行われます。

 

サードパーティーデータ

 

企業や組織が直接収集または所有しておらず、外部のデータプロバイダーや他の組織から提供されたデータ。ウェブサイトの閲覧情報、購買行動、デモグラフィックデータ(年齢、性別など)、地理的な場所などのデータが含まれます。

※より効果的なマーケティング施策のために利用されていたが、プライバシー保護と透明性の観点から規制が厳しくなりつつあります。これがいわゆる”クッキー規制”にあたる部分。

 

 

◆セカンドパーティーデータ 活用のメリット

 

よりピンポイントなターゲティングが可能

 

ポストクッキー時代において、従来のようにリターゲティング配信は機能しません。さらに、広告配信プラットフォームにおけるオーディエンスターゲティングの精度も低下してしまう中で、セカンドパーティーデータを活用した配信であれば精度の高いターゲティング配信が可能となります。よりピンポイントなターゲティングができることで、広告効果の改善も期待できるでしょう。

 

顧客に関する新たな洞察を得られる

 

セカンドパーティーデータは、ファーストパーティデータではカバーできない情報を補うという点で大きく貢献します。
例えば、顧客に関する情報として「性別」「年代」しか取得できていなかったところに、パートナー企業の保有するアンケートモニター属性「職業」「世帯年収」を掛け合わせてみます。そうすることで、自社の顧客情報の補完ができ、これまでは見えてこなかった顧客像が浮かび上がる可能性があります。つまり、セカンドパーティーデータを活用することで、ファーストパーティーデータのみでは得ることのできない、新たな視点や洞察を得ることができるのです。

 

広告接触ユーザーのその後のアクションを把握できる

 

デジタル広告配信後、セカンドパーティーデータを用いた事後分析を行うことで、広告配信がどれだけその後のユーザーのアクションに繋がったかを可視化することができます。管理画面ベースの広告配信レポートからより一歩踏み込んだ深掘り分析が可能となり、実際のユーザーアクションを踏まえたこれまで以上に精度の高い広告運用改善の実行も期待できます。

 

◆セカンドパーティーデータ 活用例

 

広告配信・分析時に活用することが多いデータを例に挙げて、広告配信/分析においてどういった活用ができるのかを表にまとめました。

【DD】2nd_action

※データにより実施可否がある場合がございます。ご注意ください。

 

これらはあくまでも一例ですが、かつて広告運用を担当していた私としては、こういった”細かいところに手が届く”ようなターゲティング配信は、やはり魅力的に感じます(CV計測案件においては特に・・)

また、店舗を持っている企業様やオフライン店舗での販売が多い小売企業様においては、”デジタル広告で認知施策を実施しているものの来店/購買に繋がっているのか?”懐疑的な方もいらっしゃるのではないでしょうか。セカンドパーティーデータを活用し、オンライン→オフラインの導線を追跡/分析することで、デジタル広告の有用性を確認しつつ、また次回以降の施策の方向性決め/プランニングへの活用もできるでしょう。

 

◆セカンドパーティーデータ活用に関するご相談はData Digへ

 

ポストクッキー時代に高精度かつ持続的なマーケティング施策を継続していくために、セカンドパーティーデータ活用した配信/分析を対策の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

 

CCIのデータ統合支援・活用サービス「Data Dig」ではオフラインデータを中心としたセカンドパーティーデータのリクルーティングを行っており、広告配信のプランニング~データクリーンルームを活用した事後分析まで、一気通貫で対応しています。ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

 

また、サービス資料ではセカンドパーティーデータを活用した分析事例もご紹介していますので、是非ダウンロードしてご確認くださいね。

 


>>お問い合わせフォーム|ポストクッキー時代のデータ統合支援・活用サービス『DataDig』

>>資料請求ページ|DataDig

#クッキーレス

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