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アドレサブル広告とは?Cookieレス時代におけるCRMデータの重要性

こんにちは、CCIで企業のデータマーケティングの推進とデータプランナーを担当をしている三代(みよ)です。

 

Cookieレス時代の課題の一つにリターゲティング広告の活用が難しくなります。その解決策の一つにファーストパーティデータを活用したアドレサブル広告の活用が注目されており、本コラムではそのアドレサブル広告の有効性や特徴、活用方法を解説させていただきます。


■目次


 

アドレサブル広告とは?

 

アドレサブル広告とは、広告主が保有している顧客情報や購買履歴、サイト内の行動履歴などのCRMデータと広告媒体がもつユーザーIDをマッチングさせることで、ターゲットに対して関連性の高い精緻な広告配信ができる手法となります。別名、CRM広告とも呼ばれております。

 

サードパーティCookieの廃止に伴い「リターゲティング広告」の利用が難しくなる中で、アドレサブル広告では、Cookie情報を使わずに配信ができるため、Cookieレス時代における精度の高い広告配信手法として注目を集めております。

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アドレサブル広告の安全性

 

顧客のファーストパーティデータと広告媒体のIDを紐づける際にはメールアドレスや電話番号などの生データをそのままマッチングさせるのではなく、ハッシュ化という技術を用いて、個人を特定できないように広告媒体に対してハッシュ値を送信するため安全性は高く担保されております。

 

一方で、メールアドレスや電話番号、モバイル広告識別子などの自社のファーストパーティデータと広告媒体が持つIDを連携するため改正個人情報保護法の観点からすると、「個人データの第三者提供」に該当するためプライバシーポリシーの整備を行いつつ、ユーザーに対して安全性や心理的な不安を払拭したうえでの同意をとる必要があります。

【DD】DataDig_Colum_0704_2

 

アドレサブル広告の発展的な活用に向けて

 

アドレサブル広告を活用する際の課題として、自社の顧客データベースに膨大なデータがある際はデータの整理とセグメント生成に時間がかかります。

 

また、広告媒体に送り込むシグナルデータの精度を向上させるには顧客情報の環境構築、セグメント化に向けた顧客情報の分析、広告配信後のコンバージョン計測環境の整備(クッキーレスに対応したコンバージョンAPIの導入)など、定期的な顧客データの分析と精査を繰り返す必要があります。

 

そのような課題に対して、CCIでは、2024年7月2日(火)よりデジタル広告における事業成果に基づく精緻なコンバージョンデータを活用した機械学習機能を最大化する新サービスの提供を開始しました。

 

本サービスでは、広告主様がお持ちのCRMデータを活用してデータの収集・統合段階から具体的な広告の運用支援まで一気通貫でサポートが可能となります。

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Cookieレス時代ではリターゲティング広告の利用が難しくなる中で代替となる広告メニューを探している広告主様や代理店様も多いかと思います。是非、ポストCookie時代のデジタル広告となるアドレサブル広告(事業KPI最大化)に関心がございましらお問い合わせをお待ちしております。

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

CCIではCookieレス時代で活用が増えると思われる、ファーストパーティデータを活用したマーケティングに関連した情報をこれまでも多く発信しておりますので併せてご参考ください。

 

【コラム①】ファーストパーティデータの特徴と活用事例

【コラム②】ファーストパーティデータを活用したKPI最大化

【コラム③】ファーストパーティデータを活用したリタゲ代替配信手法

 

CCIではサードパーティクッキー廃止に対応したデータ統合支援・活用サービス『Data Dig』を提供しており、本コラムを通じて自社で保有している顧客データや会員データのアップデート、その先にあるデータ活用を検討している企業様がいましたらお問い合わせをお待ちしております。


>>お問い合わせフォーム|ポストクッキー時代のデータ統合支援・活用サービス『DataDig』

>>サービスサイト|アドレサブル広告(事業KPI最大化)

>>資料請求ページ|DataDig

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