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X(旧Twitter)広告のコンバージョンAPIとは?クッキーレス対策に向けたコンバージョン最適化の必要性を解説

こんにちは、CCIで企業のデータマーケティングの推進とデータプランナーを担当をしている三代(みよ)です。

 

本コラムでは、Cookieレス時代のコンバージョン計測方法として各広告プラットフォーマーが提供するコンバージョン欠損対策やその特徴を解説しております。

 

今回はX(旧Twitter)広告がコンバージョン欠損対策として公開しているコンバージョントラッキングソリューションを解説をさせていただきます。


■目次


 

X(旧Twitter)広告におけるCookieレスの影響

 

まず始めに、CookieレスにおけるX広告の影響を整理しました。

大方、他のメガ広告プラットフォーマーと同様でターゲティング精度の低下、配信最適化の機能低下、コンバージョン計測の欠損などの影響が考えられます。

 

いくら豊富な会員ID基盤や広告ログデータを持っていても、WEBトラッキングやサイトドメインを横断する際はサードパーティクッキーを利用するため、リターゲティングやコンバージョン計測における影響範囲は大きいです。

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よって、X広告を実施している企業においては、広告効果測定や広告配信の最適化を目指すうえでコンバージョン欠損対策が必須の対策となっております。

 

ここからは具体的な対策ソリューションについてお話します。

 

 

X(旧Twitter)が提供しているコンバージョントラッキングソリューションとは?

 

X広告では、Cookieレスによるコンバージョン欠損対策として、2つのコンバージョントラッキングソリューションの実装を推奨しております。

 

①ピクセルタグ

既存のX広告のピクセルタグにユーザーイベントデータを付与する形式となります。イベントデータに紐づく電話番号やメールアドレスの情報を管理画面に送信。送信したユーザー情報はXが保有する会員情報と照合することでコンバージョン計測の精度を高める手法です。

 

※他の広告プラットフォームではコンバージョン詳細マッチングや拡張コンバージョンと呼ばれる手法に近いものとなります。

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②コンバージョンAPI

コンバージョンAPIとは、広告主のサーバーから広告プラットフォームの広告サーバーに直接シグナルデータを送信・会員データを連携した、Cookieを使わないコンバージョン計測をする仕組みとなります。

 

広告主のサーバーにある会員データに店舗購入、来店データも紐づけている場合はオフラインデータの取り込みも可能となるため、オンラインオフラインの統合した広告効果計測が可能となります。

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Xでもサーバー間の直接接続で広告主のコンバージョンデータを共有することで、X広告における広告貢献効果を精緻に測定することが可能です。

とくにX広告においては、新商品の告知やキャンペーンでオンライン・オフラインと連動した広告施策を行うケースが多いため コンバージョンAPIの実装を推奨しております。

 

一方で、コンバージョンAPIを実装するにはアプリケーションの開発が必要なため、公開されているデベロッパー向けドキュメントをもとに広告主様のデータ環境やエンジニアリソースの確保して実装をする必要があります。

 

 

どちらのコンバージョントラッキングソリューションを導入すれば良いのか?

 

結論として、両方の実装を強く推奨しております。

 

ピクセルタグは、コンバージョンAPIと比べて比較的クイックに導入と実装が可能ですが、一方で以下のような課題があります。

 

・タグ計測のためブラウザの読み込みエラーや広告ブロッカーによる計測漏れの可能性

・オンラインコンバージョンデータの取得に限定。そのためオフラインの購買プロセスや集客・販売活動の貢献効果の可視化には限りがある。

・上記理由によりシグナルデータの補足は万全ではない

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コンバージョン件数の重複を除外するためにピクセルリクエストとコンバージョンAPIを両方実装する場合はリクエスト間の重複排除の処理が必要です。



CCIが提供するコンバージョン欠損対策

 

CCIが提供しているデータマーケティングサービスの『Data Dig』でも、X広告に対応した2つのコンバージョン欠損対策サービスを提供しております。

X広告を含めて主要広告プラットフォーム9媒体に対応しているのが特徴です。

 

①Advanced Tagging(コンバージョンタグ編集)

顧客データ(カスタマー情報)を付加したコンバージョンシグナルをコンバージョンピクセルで送信する形式で既存のコンバージョンタグを編集するライトなプランです。

9つの広告プラットフォームに対応したプランを提供しております。

 

②Conversion API

サードパーティクッキーを使わずに広告主のサーバーから広告プラットフォーマーのサーバーへ直接マーケティングデータを送信する仕組みで、クッキー規制の影響を受けずに、プライバシーを保護した形で精緻な広告効果計測が可能なプランです。

7つの広告プラットフォームに対応したプランを提供しております。

 

顧客価値に関わるデータの付加や来店・来場・商品購入といったオフラインデータのインポートを行い広告パフォーマンスの最適化が可能です。

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具体的なサービス詳細はCCIが提供するコンバージョン欠損対策サービスをご確認ください。

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

今回はX広告のコンバージョン欠損対策をご紹介させていただきました。

 

他のコラムでは他広告媒体が提供しているコンバージョン欠損対策もご紹介しております。

【Google広告編】 【Yahoo!広告編】【LINE広告編】

【Pinterest広告編】【Amazon広告編】【Meta広告編】

【TikTok広告】【Microsoft広告編】

 

「Data Dig」では、コンバージョン欠損対策ソリューションの導入支援の他にもデータクリーンルームやファーストパーティデータ活用などクッキーレス時代に対応した最適な広告配信や広告効果分析ソリューションを提供しており幅広い実績や支援実績がございます。

ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。


>>コンバージョン欠損対策(コンバージョンAPI)|サービス概要ページ

>>コンバージョン欠損対策(コンバージョンAPI)|資料請求ページ

>>その他各種サービスこちら|Data Dig

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