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クッキーレス時代のMeta広告のコンバージョン欠損対策とは?

こんにちは。CCI データプランナーの浅井です。

 

プライバシー保護が重要視されるようになり、昨今のデジタルマーケティング業界では従来のクッキーを使ったトラッキングが困難になっています。今回はMeta広告におけるコンバージョン欠損対策にスポットを当て、その実践的な方法を紹介していきます。

※本コラムでは、その他プラットフォームにおけるコンバージョン欠損対策についても解説中です。詳しくはこちらからどうぞ。

 


Meta社によるMeta Agency First Award2024で、「Best Solution Award – Conversions API部門」をCCI単独で受賞したコンバージョン欠損対策サービス/CAPIについても合わせてご紹介します。

 

(関連ページ)

・CCIがMeta主催の「Meta Agency First Awards 2024」にて、「Best Solution Award – Conversions API部門」を受賞


 

 


■目次


◆コンバージョン欠損対策とは?


プライバシー保護の観点からクッキーの利用が制限されている中、クッキーに依存せずにコンバージョン計測を行う仕組みのことを指します。具体的には、広告主のサーバーから媒体社のサーバーへ直接シグナルデータを送信して計測を行います。
従来のタグ計測とは異なりブラウザの読み込みエラーや広告ブロッカーによる計測漏れなど取得仕切れなかったシグナルデータを補うことが可能なため、今まで以上に広告最適化機能の活性化が期待できます。

【DD】capi_flow_240115

 

コンバージョン欠損対策導入によるメリットとしては、以下2点が挙げられます:

 

・コンバージョン欠損の軽減
・自動入札の精度向上→広告配信精度の向上

 

◆Meta広告におけるコンバージョン欠損対策


Meta広告では、3つの形式のコンバージョン欠損対策が提供されています。

 

タグ形式(詳細マッチング)

既存のMeta広告のCVタグにユーザーデータを付与する形式で、Meta広告では”詳細マッチング”と呼ばれています。

Meta広告のピクセルタグを改修し、メールアドレスや電話番号など、ユーザー情報を管理画面に送信。送信したユーザー情報をMetaが保有する会員情報と照合することでコンバージョン計測を行う仕組みです。

【DD】meta_match_2408

 

API形式

コンバージョンAPIとは、従来の広告媒体が発行するピクセルタグ経由のクッキーを使わずにコンバージョンを計測する手法です。

【DD】amazon_cv_api_2407
広告主のサーバーからMetaの広告サーバーに直接シグナルデータを送信することで、広告主の成果データとMetaの持つ会員データを突き合わせてコンバージョンを計測する仕組みとなります。
オフラインデータの取り込みも可能となっているため、オフライン購買・実店舗への来訪データも活用したい場合は、こちらのAPI方式を推奨します。

 

コンバージョンAPIゲートウェイ(Meta Conversions API Gateway)形式

 

他の広告プラットフォームでは提供されていない形式なので、初めて聞いた!という方もいるかもしれません。

タグの貼り替えが不要であるためスピーディーな導入が可能な形式が、コンバージョンAPIゲートウェイ形式です。本形式は月額費用制で、ピクセルタグを無制限で設定することが可能です。そのため、商材/サービスごとにMeta広告アカウントを開設している企業には特におすすめです。

 

Metaのヘルプページ上でセルフでの設定が可能と記載がある通り、基本的には自社内での導入作業が可能です。

CCIでは、導入作業だけではなくその後の保守・運用やパッケージのアップデートも専門のインフラエンジニアが対応しておりますので、トータルの支援にご興味がある場合はお問い合わせください。

 

>>お問い合わせフォーム|ポストクッキー時代のデータ統合支援・活用サービス『DataDig』

◆コンバージョン欠損対策導入による広告改善実績は?

【DD】meta_capi_file_2408

Data Digでは、Meta広告における3つの形式すべてのコンバージョン欠損対策導入支援が可能となっております。また導入による広告効果改善事例については、コンバージョン欠損対策概要資料にてご紹介していますので是非以下リンクより資料ダウンロードをしてご確認くださいませ。

 

>>コンバージョン欠損対策(コンバージョンAPI)資料請求 | Data Dig

 

◆コンバージョン欠損対策を進める前に

【DD】meta_privacy_2408

Meta広告におけるコンバージョン欠損対策について紹介してきましたが、実際に動き出す前にまずやるべきことがあります。

 

それは、自社のプライバシーポリシーの整備です。ユーザーのプライバシー保護の重要性が叫ばれる昨今、どのようなデータを・どのように扱っているか、プライバシーポリシーで明記をしておく必要があります。適切に記載しないまま施策を進めてしまった場合、企業の信用問題にもつながります。コンバージョン欠損対策の導入に向け動き出す際は、まずプライバシーポリシーの整備を忘れずに行いましょう。

 

◆Meta広告のコンバージョン欠損対策ならCCI ”Data Dig”

 

 

CCIのデータ統合支援・活用サービス”Data Dig”では、Meta広告におけるコンバージョン欠損対策の導入支援を行っています。専門のプランナー・エンジニアが現状把握~実装まで一気通貫で対応しているため、企業様の置かれている環境を踏まえた導入ステップの提案からご支援することが可能です。

Meta広告を配信中の企業様で、コンバージョン欠損対策未導入の場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 


>>お問い合わせフォーム|ポストクッキー時代のデータ統合支援・活用サービス『DataDig』

>>資料請求ページ|DataDig

 

 

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