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コンバージョンAPI(CAPI)とは?クッキーレスで注目されるコンバージョンAPI(CAPI)をわかりやすく解説~基礎編~

こんにちは、CCIで企業のデータマーケティングの推進とデータプランナーを担当をしている三代(みよ)です。

 

本コラムでは、Cookieレス時代のコンバージョン欠損対策として注目されるコンバージョンAPI(CAPI)につきまして複数回に分けて解説させていただきます。初回は【基礎編】となります。


■目次


 

Cookieレス時代はいつから?

 

2017年、アップルによるITPのリリースでクッキーの利用が制限されたことを皮切りに、ブラウザ事業者によるクッキー規制の流れが加速しました。

【DD】colum_CAPI1_2

主要ブラウザの中で高いシェアを誇るGoogle Chromeでは、2024年1月4日よりGoogle Chromeユーザーの1%に3rd Party Cookieの段階的な制限を開始しました。Googleの最新のアナウンスによると2025年初頭には全ユーザーの3rd Party Cookie廃止を目指すと発表がありました。

 (Google Chorme サードパーティCookie廃止を2025年初頭へ延期)

 

つまり、2024年内に掲載をしているデジタル広告についてはCookieレス環境前提のプランニングを考慮した施策の準備をする必要があります。

 

 

具体的に”今”やるべきこととは?

 

3rd Party Cookieが廃止されるとデジタル広告のターゲティングや効果計測に密接な「個」を特定した施策ができなくなるのがポイントです。

 

個が特定できなくなる(シグナルの取得ができなくなる)ことで広告パフォーマンスの悪化を招くことになり、結果として適切な広告施策の評価ができなくなることにつながります。

 

そこで、Cookieの規制が強化されていくなかで“今”やるべきことをまとめてみました。

 

①クッキーレス時代における影響度の把握

現在取り組んでいる広告施策における3rd Party Cookie廃止後の影響度を整理しましょう。

※とくにリターゲティング配信や媒体コンバージョンタグで効果計測をしているケースは要注意となります。

 

②プライバシーポリシーの対応(環境への対応)

個人情報保護法改正により広告主様が定める規約の改定及び広告主様が向き合うユーザーに対して顧客データを活用したマーケティングを実行する際は提示・許諾が必要となります。

 

とくにCookieレス時代においては1st Party Data(ファーストパーティデータ)を活用したデジタルマーケティングが推奨されるため、自社のプライバシーポリシーの対応状況を整理する必要があります。

 

※ファーストパーティデータ (1st Party Data)とは?

ファーストパーティデータ (1st Party Data)とは企業が自社で収集したデータとなります。ファーストパーティデータ (1st Party Data)は会員データ、購買データ、サイト来訪データ、キャンペーン参加データ、SNSアカウントデータ、CRMデータなど企業が様々なマーケティング活動から集めたデータのことを指します。

 

③コンバージョン欠損対策ソリューションの導入

コンバージョン欠損対策を推進することで、取得するシグナル総量を増やすことが可能になり最終的な広告効果向上につながることが可能になります。

 

Cookieレス時代におけるコンバージョン欠損対策として、1st Party Data (ファーストパーティデータ) からシグナルデータを補足して計測する手法が推奨されております。

 

代表的なコンバージョン欠損対策ソリューションとしてはコンバージョンAPI(CAPI)があり、Cookieに依存せずにマーケティングデータを計測できる仕組みとして注目がされております。

 

 

コンバージョンAPI(CAPI)とは?

 

コンバージョンAPI(CAPI)とは、Cookieを使わずに広告主のサーバーから媒体社のサーバーへ直接マーケティングデータを送信する仕組みです。広告主が持つマーケティングデータを個人情報が特定されない形でハッシュ化加工をして直接広告プラットフォームへ送信することで、プライバシーに配慮しつつ広告のコンバージョン計測や最適化の精度向上が期待できます。

【DD】colum_CAPI2

コンバージョンAPIの特徴は、メールアドレスや電話番号といったカスタマー情報を広告プラットフォームに送信するシグナルに含められることです。広告プラットフォーマーが保有する会員情報と突合することで、Cookieの利用が制限されていても、コンバージョン計測をより強固なものにすることが可能です。

 

加えて、従来のCookieを発火させるピクセルタグの計測と比べ、ブラウザの読み込みエラー、広告ブロッカーなどの計測漏れによるシグナルデータの欠損を受けにくくもなります。

 

 

代表的なコンバージョンAPI(CAPI)サービス

 

主に2つの視点でご紹介できればと思います。

 

①コンバージョンAPIの実装が可能な広告プラットフォーマー

 

大手広告プラットフォーマー各社においてはコンバージョンAPIの仕様を広告主様、代理店様に向けて提供しております。

 

・Google

・LINEヤフー

・Meta

・LINE

・TikTok

・Microsoft

・X

・Pinterest

・Amazon

 

その他、DSPやアドネットワーク事業者においてはコンバージョンAPI(CAPI)ではなく、ファーストパーティデータ (1st Party Data)連携や共通IDの導入、プライバシーサンドボックス(Privacy Sandbox)の導入・開発を通じてCookieレス対策を進めております。

 

詳しくは過去のコラムにて解説をしております。

①クッキーレス 対策・ソリューションまとめ 

②プライバシーサンドボックスによる広告効果計測

 

 

②コンバージョンAPIの実装・最適化サービスを提供している事業者

 

株式会社イルグルム 

≪対応媒体≫Meta広告・LINE広告・Google広告・Yahoo!広告・TikTok広告

 

広告計測ツールの「アドエビス」でお馴染みのイルグルム社では「CAPiCO」というサービスを提供しております。特徴としては管理画面上で最小限の設定が実装が可能で最小限のコストで導入ができる点です。また「アドエビス」を導入している企業においてはさらに特別なプランでサポートを受けられます。

※参考:CAPiCOサービスサイトより

 

株式会社グラフトンノート

≪対応媒体≫Meta広告・LINE広告・Yahoo!広告・TikTok広告・X広告(旧Twitter)・Pinterest広告

 

グラフトンノート社では「C-POP」というコンバージョンAPIツールを提供しております。CAPiCOと同様で最小限のコストでコンバージョン欠損対策を導入可能となります。

※参考:C-POPサービスサイトより

 

・株式会社電通デジタル

≪対応媒体≫Meta広告・LINE広告・Yahoo!広告・TikTok広告・X広告(旧Twitter)・Google広告

 

電通デジタル社ではCookieに依存しないデジタル広告計測基盤「X-Stack Connect(クロススタック・コネクト)」を提供しております。「CAPiCO」や「C-POP」とは異なり、顧客データ収集・統合・データ基盤構築と一気通貫で誂えていくサービスを提供しているのが特徴となります。

※参考:X-Stack Connectプレスリリースより

 

・株式会社CARTA COMMUNICATIONS(CCI)

≪対応媒体≫Meta広告・LINE広告・Yahoo!広告・TikTok広告・X広告(旧Twitter)・Google広告・Pinterest広告・Amazon広告・Microsoft広告

 

弊社でもコンバージョン欠損対策サービスを提供しております。

主に2つの形式を提供しております。

 

①Advanced Tagging

顧客データ(カスタマー情報)を付加したコンバージョンシグナルをコンバージョンピクセルで送信する形式で既存のコンバージョンタグを編集するライトなプラン

 

②Conversion API

顧客データ(カスタマー情報)を付加したコンバージョンシグナルをコンバージョンAPIで送信する形式。ブラウザの読込エラーや広告ブロッカーによる計測漏れなど取得仕切れなったシグナルを補うことで取得シグナルの総量を最大限上げるプラン

 

CCIが提供するコンバージョン欠損対策サービスでも詳しく紹介しております。

 

 

CCIが提供するコンバージョンAPI(CAPI)の強み

 

CCIが提供するコンバージョンAPI(CAPI)では主に4つの強みがあります。

 

①オフラインコンバージョン計測

CCIが提供するコンバージョンAPIでは広告主様のデータサーバー(顧客データ)と接続をするため、開発次第では実店舗購入データ、実店舗来店などのオフラインイベントとのマッチングも可能です。

※実装可能な媒体は限られております。

 

②デジタル広告パフォーマンスの最大化を視野に入れた導入支援

デジタル広告のパフォーマンスを最大化するには、Advanced TaggingとConversion APIの両形式の併用を推奨しております。

 

理由は広告プラットフォームに送りこむシグナルの送信量と情報量の拡大により広告最適化機能のマキシマイズが期待できるためです。

【DD】colum_CAPI3

③9つの媒体に対応

最多の9つの媒体でコンバージョン欠損対策を提供しております。

 

≪対応媒体≫Meta広告・LINE広告・Yahoo!広告・TikTok広告・X広告(旧Twitter)・Google広告・Pinterest広告・Amazon広告・Microsoft広告

 

④コンバージョンAPIの導入からプランニング、運用改善まで一気通貫で対応

経験豊富なデータエンジニアがヒアリング~実装まで一気通貫で対応します。

また、その後の広告パフォーマンスの最適化まで支援が可能なため一気通貫でクッキーレス環境に対応したデジタル広告のパフォーマンスの最大化をご提供可能です。

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

次回の第2回では【導入編】と題しまして、コンバージョンAPI(CAPI)の導入方法を解説させていただきます。是非以下よりご参照ください。

 

【第2回】コンバージョンAPI(CAPI)とは?~導入編~

【第3回】コンバージョンAPI(CAPI)とは?~応用編~

 

「Data Dig」では、データ活用と基盤構築の分野に特化した専門家で構成しており、データ仕様の設計からAPIの実装、配信設計の提案まで一気通貫で企業様の支援をさせていただいております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。


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